うすくち先生による、一風変わったTL漫画『隣の席の変な先輩』。
今回は、第7巻のあらすじネタバレを紹介していきます。
せっかく朝日向と和解できかけたかと思いきや、二人きりの車内でとんでもないことになってしまい、命からがら逃げ出したまゆみ。
逃げた先では倉井という新たな試練(?)が、そして、追い詰められた果てにスイッチが入ったまゆみが今度は超ドSに豹変して・・・!?
▼以下、ネタバレです▼
『隣の席の変な先輩』7巻あらすじネタバレ
逃げた先の公園で、叫び声を聞きつけやって来た倉井と会合したまゆみ。
はずみで倉井に抱きつく格好になってしまったことを意に介さず、「このままでいい」とまで言う倉井に、まゆみは困惑しながらも事態を説明しようと口を開きます。
が、
(い… 居る!!)
そのとき、動物的直感で、近くから朝日向に見られている気配を察知したまゆみ。
必死に周囲を見回しますが、その姿は確認できません。
(まずい! 倉井さん逃げてください!)
恐怖の顔で危険を訴えるまゆみに、倉井は一瞬キョトンとしたあと、唐突に「しまった!」という表情浮かべます。
そして、いきなりびっくりさせてしまったこと、許可もなくこんなことをして男の風上にもおけない、最低だ、と、まゆみを抱きしめたことを倉井は何故だか頬を染めながら反省し出し、
「まゆみちゃん… 僕を… 僕を…
こんなダメダメな僕を叱ってくれ!!」
と、うっとりした顔で言い放つのでした。
あっけにとられたまゆみをよそに、倉井はますますエスカレート。
どんどん自分を責めて頭を振り乱し始めます。
そんな倉井に、そもそも抱きついたのは自分が躓いたせいだからと、それより逃げなければとまゆみは言いますが、
「こんな僕をかばってくれるなんて!! 気を使わせて本当にごめん…!!
言葉じゃ足りない!
是非一発 殴ってくれ!」
と、意味不明な償いを申し出る倉井。
大声を出して迫ってくるので、まゆみはとにかく倉井に黙って欲しくて、殴るからもうちょっと声を抑えてと言います。
それを聞くや、倉井はぱああっと顔を輝かせ、
「ありがとう…っ
おも…っ思いっきり!
思いっきりやってくれ!」
と、嬉しそう。
「はいは〜い じゃあ いきますよ!」
冗談にして頬にかる〜く一発あてようとしたまゆみですが、期待にはやるあまり「遠慮しなくていいからね!」「さあっまゆみちゃんっ」と騒ぎ出した倉井に、「だからっ静かにしてってばー!!」と、まゆみは勢い余って、思いきり拳を振り切ってしまいます。
ガコッ
鈍い音がしてその場に倒れたのは、拳が入る直前、倉井の前に入り込んだ朝日向でした。
ぎょっとして、大丈夫かと声を掛けるまゆみ。
それを無視して、デートじゃないと言ったのになんで倉井といるのかと、「なんで…なんで…」と身を震わせながら繰り返す朝日向。
しかしまゆみも負けていません。
怯えながらも、自分が何をしようが関係ないじゃないかと言い、「近寄らないでください!しっしっ」と朝日向を追い払おうとします。
ショックを受けた朝日向は、「芽吹さぁん」と言いながらすがろうとしますが、まゆみは「イヤアアアッ また殴りますよ!」と叫び、先ほどの車内でのつづきが始まってしまいました・・・。
「朝日向くん 君…!」
と、そのとき、二人のやりとりを見ていた倉井が、朝日向の肩をつかんで止めに入ります。
向かい合った倉井と朝日向は、一触即発の空気。
倉井はもしかして助けてくれようとしているのか、しかし今の朝日向は何をするかわからない、と、危機感を覚えたまゆみは、倉井を朝日向から離そうとします。
が、
「今のは僕が殴られるはずだったのに!
ずるいよっ」
と、またとんでもないことを言い出す倉井。
まゆみは驚愕の表情で固まります。
そこから怒涛の如く、倉井の“まゆみに蔑まれ、殴られたかった”アピールが始まります。
いわく、倉井は女性に叱られると興奮してしまう性格で、朝日向に対する当たりの強いまゆみは、倉井にとって理想的な存在ということなのでした。
そうした性癖をもっていることはこれまで誰にも言えず、ずっと苦しい思いをしていたけれど、以前まゆみが「そのままでいい」と言ってくれた時は本当に嬉しかったと吐露する倉井。
そして、まゆみは自分にとって運命の人だと、まゆみの手を取って迫るのでした。
すっかり倉井から、天性のドSで朝日向に対して凌辱プレイをしていると思い込まれているまゆみ。
まゆみはそんなことを言われて困惑しますが、ふりかえれば確かに朝日向が泣いているところを見て胸をときめかせたという過去もあり、倉井の言うことも思い当たる節がある気がして混乱に陥ります。
(…違う しっくりこない そういうんじゃない なんでだろう
だって… だって私…
朝日向さん以外の泣き顔想像しても全く何も感じない)
「…あの め、芽吹さんはSとかじゃないんですけど…」
そこに割って入ったのが朝日向でした。
ときどきいじわるするからそう見えるだけで、むしろ自分のほうがSであると倉井に言う朝日向。
そしてふだん自分がまゆみに対して、いかにえげつないS妄想を繰り広げているかを語り始めます。
倉井は自分を基準に考えているので、それを聞いても信じようとしません。
朝日向と自分は同じであり、そうでなければあんなふうに女性に泣きすがったりは恥ずかしくてできるわけがない、朝日向もまゆみに叩かれて喜んでいるはずだと反論します。
しかし朝日向は、まゆみに叩かれると確かに得も言われぬ高揚感はあるけれど、それが好きなわけではないと言います。
「お…俺は そういうのが好きなんじゃなくて 芽吹さんが好きだから何されても嬉しいってだけで…
好きだから 笑った顔も 泣いてる顔も 怒ってる顔も
全部 俺だけに向けてくれたら う、嬉しいってだけで…
だから 俺は…芽吹さんじゃなきゃだめだ」
それを聞いて、まゆみはこれまで胸に抱いたことが腑に落ちます。
本当はわかっていたのに自覚しないように押し込めていただけで、自分は朝日向のことが・・・と。
しかし同時によぎるのは、先ほどまで朝日向からされてきたあんなことやこんなことで、それを思うとまゆみは葛藤が止まりません。
いっぽう、倉井と朝日向のほうでも、本当にまゆみのことが好きなのかどうかで議論が続いています。
自分を叱ってくれる人が好きだというのは、別にまゆみのことが好きだというのとはイコールではないと指摘する朝日向。
倉井は反論しようとしますが、死んだ魚のように自分を見つめる朝日向を見ていると、今度は朝日向に胸の高まりを覚えてしまい、これまで経験したことのない感情に大きな戸惑いを抱きます。
奇妙な三角関係と交錯する想いを描いたこの辺りの流れは、めちゃめちゃ笑えると同時に心にグッとくる部分もあり、とても引き込まれます。
ひと悶着もふた悶着もあった後、まゆみはフラフラになりながら帰宅します。
当然のようについてきている朝日向。
気づいたら部屋の中に入っている朝日向に絶叫し、まゆみは追い払おうとしますが、揉み合う中で朝日向から大量のボイスレコーダーがこぼれ落ちます。
「あ、予備いっぱいあるから壊したこと気にしないで大丈夫だよ…」
まったく悪びれていない朝日向。
ブチギレたまゆみは、朝日向をその場に正座させ、もうバックアップはないか問い詰めます。
まだ車のPCにバックアップがあると言う朝日向に、破棄しろと掴みかかるまゆみ。
「この件については本当 怒ってるんですからね!?
だいたい! そんな汚い手使って付き合って嬉しいですか!?」
そう詰めるまゆみに対し、もちろん嬉しいし、まゆみと付き合えるならなんでもすると告げる朝日向。
あまりにも澄んだキラッキラな顔で言い放った朝日向に、まゆみは愕然とし、そしておもいきったように座り直してある決意を固めます。
(わかったわよ 認めるわよ… …す…… 好きってことは!
だけど… 今日 朝日向さんがしたことはちゃんと反省させなきゃ 話はそれからよ)
ここから、まゆみのまるで刑事のような尋問が始まります。
朝日向のこれまでの所業に潜む、ある種の「開き直り」を指摘し、朝日向の動揺を見てとるや、朝日向が抗いがたい究極の選択を突きつけます。
それでもすべてのボイスレコーダーを渡そうとしない朝日向に対し、朝日向の股間に自ら膝を押し付けるまゆみ。
「そ そんなことされても わ、渡さないからな…っ 力づくなんて無理…」
そう言ってはぐらかそうとする朝日向ですが、しかしまゆみは一歩も引かず、さらに膝で朝日向の股間を刺激します。
「あっ 芽吹さ ちょっ …まっ 待って 待って…っ」
予想外の行動にペースを乱され、完全に泡を食っている朝日向を、まゆみはさらに攻め続けます。
「…とか言いつつ しっかり大きくなっちゃいましたね〜 全然 抵抗しないし
恋人なら こういうこともすることになるじゃないですか」
ガバーッ
及び腰になっている朝日向のYシャツを、引き裂くように脱がせるまゆみ。
冷たい微笑みを浮かべ、嗜虐心を宿らせたまなざしで朝日向を見下ろします。
「そうそう だって それ くれないなら 恋人になるしかないですもんね?
朝日向さんの執念に観念しました
だから いいですよね?」
まゆみはそう言って、自ら朝日向の首筋にカプリと食らい付きます。
抵抗むなしく、どんどんまゆみに蹂躙される朝日向。
荒い息を吐き、感じて全身を激しくビクつかせながら、朝日向はまゆみのされるがままになります。
そしてまゆみは、朝日向につけた首筋の痕をなぞりながら言います。
「あーあ 痕ついちゃいましたね
けど朝日向さん 嬉しいですよね?
朝日向さん ねえ ホラ
一生消えないかもしれませんよ
どうなんですか?」
「あっ う… うん……っ
うれしい…っ
い…っ一生… 一生消えなくていいっ」
快楽堕ちした朝日向は、そう言って、堰を切ったようにまゆみを求め始めます。
激しくまゆみを貪る朝日向。
抱きしめられ、もっともっとと求める朝日向の股間をぐりぐりと刺激しながら、しかしまゆみは、それを冷たい眼差しで見つめているのでした。
そしてまゆみは朝日向から身を離し、朝日向が凍りつく一言を言い放ちます。
驚いて縋りついた朝日向の手を無情に振り払い、ゴミを見るような目で朝日向を見ながら、追い討ちをかけます。
それは朝日向が本当にまゆみのことを好きならば、朝日向は猛省し、態度を改めざるを得ない現実を突きつけるものでした。
「朝日向さんがそうしたいって言ったんじゃないですか
私はそのとおりにするだけです
これで満足ですよね?」
女王さまのように主導権を握り、朝日向を翻弄するまゆみと、追い詰められてボロボロ涙をこぼす朝日向。
2人の心の機微が二転三転し、最後にはおもいもかけなかったような深い絆へとつながっていきます。
今回は絡み合う中にも見ごたえのある複雑な主導権の握り合いが展開されていくので、ぜひ本編で確認してみてください!
各巻ネタバレ一覧
『隣の席の変な先輩』7巻感想
以前にちょっと登場した時から薄々ヤバいキャラを匂わせていた倉井ですが、案の定、すごいクセのあるキャラクターでした。
倉井の中で何かが目覚めて、まゆみから朝日向へターゲットがうつりそうな気配まで出てきましたが・・・。
これはこれで楽しみ笑
それにしても変な連中にばかり好かれてしまうまゆみも気の毒です。。
そんなまゆみですが、今回は翻弄されっぱなしにならず、逆に朝日向を手玉にとって、反省のない朝日向についに心からの猛省を促すことに成功しました。
一方的で不器用な朝日向の愛情に改善の兆しがうまれ、2人の関係は大きく前進!
これからも絶対に順風満帆とはいかなさそうですが、明らかな進展となったので、2人の今後には期待大です!
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